Friday, November 29, 2013

バーディ合戦上等!谷口「自分がいかに伸ばすかだけ」




2011年12月03日16時05分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 藤田 寛之 -10
2 谷口 徹 -10
3 石川 遼 -7
4 松村 道央 -6
5 宮里 優作 -5
6 平塚 哲二 -4
7 小林 正則 -3
J・B・パク -3
9 河井 博大 -2
小田 孔明 -2


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中止が決まってからはファンにサイン、その後練習場に向かった(撮影:岩井康博)






ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、昨晩から降り続いた雨の影響でコースコンディションが悪化。2度のスタート延期ののち、10時に中止が発表された。

遼、上り調子に水差す中止に複雑「試合勘難しくなる」

 初日、2日目と低気温と風に苦しめられ、3日目は雨で中止。ここまで天候に泣かされている今大会だが、明日の最終日はこれまでとは打って変わって気温も上がり、絶好のコンディションとなる予報が出ている。雨が降ったことでグリーンも柔らかく、これによりスコアを伸ばす選手が増えて大混戦になる可能性が高くなってきた。

 石川遼と並んで首位タイで最終日を迎えることとなった谷口徹も、このまま逃げ切れるとは毛頭考えていない。「明日はみんなにチャンスがある。自分も頑張って良いスコアを出さないと優勝するのは難しい」と予想されるバーディ合戦に気合いを再注入。雨の中練習場へ足を向けた。

 「自分がいかに伸ばすかだけ」。残り18ホールやることは単純明快だ。谷口らしくピンを狙ってボールを打ち、パットをねじ込んでいく。昨年の最終日に見せたコースレコード“61”の再現を明日の18ホールで出来ればおのずと日本タイトルは見えてくるはずだ。

<中間速報>前半終わって谷口徹が単独首位!遼は2打差




2011年12月04日12時32分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 藤田 寛之 -10
2 谷口 徹 -10
3 石川 遼 -7
4 松村 道央 -6
5 宮里 優作 -5
6 平塚 哲二 -4
7 小林 正則 -3
J・B・パク -3
9 河井 博大 -2
小田 孔明 -2


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ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)>

 東京よみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。前半で3連続を含む4つのバーディを奪った谷口徹が、トータル9アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に立った。

 谷口と同じ最終組を回る石川遼は、前半で2つスコアを伸ばし2打差のトータル7アンダー。トータル6アンダー3位には藤田寛之がつけている。

<速報>プレーオフを制した藤田寛之が大会連覇!遼は3位に終わる




2011年12月04日16時52分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 藤田 寛之 -10
2 谷口 徹 -10
3 石川 遼 -7
4 松村 道央 -6
5 宮里 優作 -5
6 平塚 哲二 -4
7 小林 正則 -3
J・B・パク -3
9 河井 博大 -2
小田 孔明 -2


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逆転で大会連覇を達成した藤田寛之(撮影:岩井康博)






ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)>

 東京よみうりカントリークラブで開催された、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。首位とは1打差でスタートした藤田寛之が、谷口徹と並びトータル10アンダーでホールアウト。プレーオフの末、藤田が谷口を下し大会連覇を達成した。

 首位タイでスタートした石川遼は、4バーディ・2ボギーとスコアを2つ伸ばすも優勝には届かず3位フィニッシュ。今季は未勝利に終わった。

【最終結果】
優勝:藤田寛之(-10)※プレーオフ
2位:谷口徹(-10)
3位:石川遼(-7)
4位:松村道央(-6)
5位:宮里優作(-5)
6位:平塚哲二(-4)
7位T:小林正則(-3)
7位T:J・B・パク(-3)
9位T:片山晋呉(-2)他3名

21位T:松山英樹(+4)※アマチュア
25位T:池田勇太(+8)

遼、今季勝ち星なしで終了「来年というより、明日に向けて」




2011年12月04日17時41分
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リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 藤田 寛之 -10
2 谷口 徹 -10
3 石川 遼 -7
4 松村 道央 -6
5 宮里 優作 -5
6 平塚 哲二 -4
7 小林 正則 -3
J・B・パク -3
9 河井 博大 -2
小田 孔明 -2


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3番でバーディを奪った石川だったが中盤以降伸び悩んだ(撮影:岩井康博)








ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)>

 「ゴルフ日本シリーズJTカップ」最終日。首位タイからスタートした石川遼だったが、中盤以降波に乗れずトータル7アンダーでフィニッシュ。今季最終戦を単独3位で終えた。これにより今シーズンは未勝利のまま終了。今大会の賞金加算額は75%となるため、年間獲得賞金4年連続1億円超えもならなかった。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 他を圧倒するプレーを見せた同組の谷口徹、そして1つ前の組を回った藤田寛之の伸ばしあいについていくことが出来なかった。「ドタバタした感じではなく、一打一打戦えていた感じ」と序盤から派手なガッツポーズが飛び出すなど強い気持ちでプレーを続けていたが、勝負どころのパッティングが決まらずに足踏みを続けると、終盤にミスが出た。

 「13番と14番ですね。この2つのティショットのミス。優勝争いをしている中でフェアウェイキープできないのは相手にスキを見せてしまいますね」。苦手としている13番は2日間3番ウッドで刻んでいたが、「今日の調子ならいけると思った」とドライバーをチョイス。大きく左に曲げて山の林の中へ打ち込んでリズムを乱すと、続く14番でもティショットのミスからボギー。結局終盤は谷口、藤田の影も踏むことが出来ず最終戦は幕を閉じた。

 「やりきった感じはないですね」。それは、優勝できなかったからではない。終盤戦にきてスイングも精神状態もピークに近くなってきている実感があるからこそ、この大会でシーズンが終わってしまうことへの物足りなさが正直な気持ちとして、石川の心に芽生えている。「一区切りつける必要はないと思う。今日もかなり良いショットがあったんで、シーズンが終わったからといって忘れちゃうのはもったいない」。今年が終わったからといってゴルフを追及していく姿勢は変わらない。「来年に向けてというより、明日に向けてやっていきたいですね」。今日の反省をまた新たなスタートに。石川はすでに前を向いている。

【最終結果】
優勝:藤田寛之(-10)※プレーオフ
2位:谷口徹(-10)
3位:石川遼(-7)
4位:松村道央(-6)
5位:宮里優作(-5)
6位:平塚哲二(-4)
7位T:小林正則(-3)
7位T:J・B・パク(-3)
9位T:片山晋呉(-2)他3名

21位T:松山英樹(+4)※アマチュア
25位T:池田勇太(+8)